2007年09月19日

全部できるようになってからっ!

昨日は北東の風が吹きすさぶなか、オヤジ四人衆で海に向かった。

目的のポイントの情報は膝腰というのでロングを選び出発。

高速でハーレーの集団に遭遇し
「カマキリが怒ってるみてぇーだな」
などと笑いながら目的地に到着。

すると情報とは違った胸前後のかなり掘れた波が!

「こりゃショートにすれば良かったなぁー」とナオ
「そうだよね、うわっ!あの波チューブ入れそうじゃん」とEGGこと僕
「俺沖出れる?」と不安げな表情で僕に聞くランラン
「EGG、財布隠そうよぉ、今なら誰も見てないよ」・・・・・・・・・・なヒバジ

人物の詳細は前に書いた「夏の陽のくれたもの」を参照。 

入ってみるとロング向きの波ではなかったもののかなり楽しかった。

レールを入れての深いボトムターンや巻いてくる波のぎりぎりのポジションでの疾走感なんかはたまらなかった。 


それにしても最近波乗りが妙に楽しい。

楽しいからやり続けてきたのだが、ロングを覚えてからその幅が広がったし、奥の深さを今更ながらに感じている。

「波乗りが楽ーしくて楽しくて、たまぁりまちぇーん」とスーパーのレジのおばちゃんなどに言ってしまいそうな時もある・・・・・それは無いか。 


ただ少し悩みなのが波が大きければショート、小さければロングなスタンスでやっているので両方が楽しいながらも技術的な進歩が遅いというか、中途半端になっちゃっている。

「これはちょっとしばらくロングに集中して目標などを定めて、これができるようになったらショートをやっても良い」と自分に課してみよっかなぁー・・・などと考えてみたりする。

「俺ってアスリートみたいじゃん」と苦笑しつつニタニタしてしまうのであった。 


でも昨日見たレトロボードも楽しそうだなぁー。  

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2007年09月14日

えぇー?中生と大生150円しか違わねぇーの!

今日は波乗り。

鹿島方面で胸サイズのファンウェーブで楽しんだ。

だがちょっと気になったのがそのポイントに10人程の団体が大声を出しながらピークに固まっていてなんとなく近づけない雰囲気だった。

仲間たちで波を共有して声を掛け合うのはもちろん楽しいのだが、1人か2人で来ている側からすると「こいつら早く上がんねぇーかなぁー、うっとおしいぜ」と思ってしまう。

その浜の波をいつまでも綺麗に守り続ける努力をしているローカルなら少し話は違うと思うが他県ナンバーだし訛りも無いし。

仲間内でワイワイ騒ぎながらの波乗りがしたいのならポイントが無数にある鹿島なのだから無人のポイントを選ぶか1番良いピークを避け他にも割れている場所があるのだからそこに固まって楽しんで欲しいものだ。

「だけど今日は良いセットに乗れたからこの辺にしといてやろう、お前らの居た良さそうに見えるピークより俺の居た場所のセットのグーフィーのがよっぽど良い波だったんだもんねぇー、ふっふっふっ」 

今日のビールは旨かった◎ 

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2007年09月11日

舞うように着せ、刺すように売れ。

今日は波乗り。

台風が残したうねりが千葉北のポイントに届いて志田近辺はサイズこそあるものの北東うねりのせいかほとんどのポイントがダンパー中心のコンディション。

ここのところ鹿島方面に通っていたので、がつがつしたサーファーや地形の定まらないポイントに「ろくなもんじゃないぜ、こんちきしょう」と叫びながら一宮の海岸線をバクテンしながら縦断しそうになったが控え目な性格なので止めておいた。

毎度毎度の昼宴会の後、ロングの友人がパフォーマンス系のフィンが欲しいというのでヨタヨタしながらあるショップへ。

店員を捉まえて「これこれこういう訳でこういうのが欲しいんだけどさぁー・・・・・あっそうなんだ、へぇー・・・・・そんでこれは?・・・・・ああそうかぁー・・・・・じゃこれとあれだとどう違うの?」などと質問攻めににしつつフィンを買いたがっている友人を見ると夏も終わりなのでセールになっているタッパを試着している。

「こうこうこうであーなんだってさ」と説明すると「そうなんだ、じゃeggが決めてよ」とお任せ状態。

「じゃあさ、俺はこれが良いと思うけど柄が違うパターンであるからそれで選べば?」
「eggはどっちが良いと思う」
「うぅーん・・・板が緑だから、こっちのやつが渋いかな」
「じゃそれで」

おいおい・・・僕は首を捻り「俺はカリスマ店員か?」などと思っていると別の友人が
「egg、耳栓どれにすればいい?」
「俺は小さい穴の開いてる音の聞こえるの使ってるよ・・・・・そうそうそれ、聞こえないのは違和感あるし」
「サイズは?」
「MSだったかな」
「じゃそれにする」
「・・・・・」 


僕は遠い昔を思い出した、ある量販スポーツ店のマリン部門で働いていたことがあった。

1日でサーフボードを12本売ったことがあって、前代未聞の売り上げに本部から驚愕の声を受けたことがある。

「これはなんか人を信じ込ませるとかの才能があるのでは?」
新興宗教の教祖なんかになったら猛金持ちになっちゃうかもしれないなぁー
背後霊は大阪商人だったのかもなぁー
ジャパネットたかたに転職しよっかなぁー

などと妄想に耽っていると
「egg、これどっちが良い?」との声が

「いらっしゃいませーーー」と満面の笑みで答えそうになったが我に返り
「自分の生き方は自分で探すんだぜ、兄弟」と高倉健風に答えようとしたが。

「うぅーん、それかぁー、結構迷うね・・・・・だけどやっぱり・・・・・」
などと答えてしまう僕なのであった。 

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2007年09月09日

そいうことってどういうこと?

朝8時に友人から携帯がなった。
「今日仕事?」
「ああ」
「すっげぇー良い波だよ〇〇」
「まぁじ!」
波を見ながらのようで声から興奮が伝わる
「頭ぐらいで三角で面つるで掘れててかなり長く乗れてるよ!!!」
「・・・・・」
「仕事休めねぇーの?」
「無理」
「そうなんだ・・・・・残念だね・・・じゃそういうことで」 


その場所にいられない自分を悔やみつつ
「そういうことってどういうこと」などと言葉の一人遊びをして
信号が青に変わり雲ひとつ無い空の下
トロトロ走る軽自動車を追い越し
仕事場へ向け車を走らせた。 


こういうのってサーファーならではの悔しさだよね、悔しいーーーーー!  


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そして僕は・・・ノーズまでのあと一歩が踏み出せないでいる。
そして僕は・・・ノーズまでのあと一歩が踏み出せないでいた。

獲物めがけてフルスピードで急降下してきた白い鳥が途中で魚を見失ったらしく照れたように水面ぎりぎりを少しの間飛んで太陽の中に戻っていった。


「同じだな」僕は呟いた。

鳥を追い太陽で霞んだ目に何処かで見たことのある風景が映し出される。 

とても広い駐車場で僕らはスケートボードをしている。

まだキスもしたことの無いピカピカの悪ガキ達だ。

夕陽が僕の影を長く伸ばしている。

ヒバジはスケボーのノーズを左右に振りスピードをつけて(僕らはパタパタと呼んでいた)駐車場を延々と滑っている。

ランランは疲れたのかスケボーに座りベビースターラーメンをボリボリ頬張っている。

ナオの姿は見当たらない、おそらく家でギターの練習を黙々としているのだろう。

僕は階段を滑り降りるのに飽きて車の屋根からボンネットを経由して地面に着地するという、映画で見た技に挑戦しようかどうか迷っている。 


一呼吸置いてから滑り良さそうな車を探しに駐車場を歩き出した。 


「そうだよな」僕はまた呟いた。

プロペラに目を向けると今度は確かに移動して見えた。

「そうだよな、あんなにいきよいよく廻ってるんだから動くに決まってるよな」 


次の波でノーズへの最後の一歩を踏み出そうと決め、漕ぎ出した。 


完 


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2007年09月07日

海行く朝に洗車してどおすんだよ!ヒバジ。

いやぁー、すごい風でしたね。

朝窓を開けて下の通りを覗くと、お猪口になった傘を両手で握り締め鬼の形相で駅へと急ぐおやじを見かけたので「がんばれよ、そのうちきっと良いことあるからな」と心の中で励ましました。

顔を左右に振ってミニスカートの女子高生を探しましたが見当たらず、少しだけがっかりしました。

過ぎ去った台風は温帯低気圧に変わる予想ですがバックスウェルに期待したいですね。  


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水に浸かると南風が吹き続けているせいで水温が下がり火照った身体を瞬く間に冷ましてくれる。

少し肌寒いくらいだ。

波は膝の超スモールコンディションだが小さいながらも面つるで綺麗に割れて人も数人しか入っておらず、ピークは僕らで貸しきり状態だ。

時たま入ってくるセットに乗ればロングなら乗り繋いでいける。

波に集中して何本か乗っているとヒバジが初心者丸出しのパドルで近づいてきて
「パドリングってこんな感じで良いのかな?」
と聞いてくる。
「もう少し前に乗って・・・・・そう、テールと足が一緒くらい、そんで胸をできるだけ反らして・・・・・もっと反れねぇーの・・・・・あ、そっかヒバジ猫背だ・・・・・そうしたら水の上を掻くんじゃなくて、もっと真下をえぐるようにして。」
「難しいね」
「慣れだよ、ってか波に乗る練習しろよ」
「まずはパドリングからでしょ」

普通はまず波に乗りたいって思うはずなんだけどなぁー、と思っているとランランがニコニコしながら
「もうビール飲みたくなってきた、ねぇ昼飯どうすんの?」
「この辺まだあんまし食うとこ開発してないんだよね、でも前行った蕎麦屋けっこう旨かったよ、生が無いのがガンだけど」
「そりゃ台無しだね」
「そうなんだよね、だけどセットメニューとかつまみになるもんもあって味もいけてたよ。」
「でも生無いんでしょ。」
「そうなんだけどさ」
「焼肉もいいね。」
「したっけ海上がったら、とりあえずコンビニでビール一気飲みして適当に良さそうな店探そっか、ヒバジ酒飲まないし帰り全部運転するって行ってたし」
「超ナイスでしょ、ぐふふっ」

ナオは膝波に鬼パドルでテークオフしてインサイドで首をかしげピークに戻り、来るはずのない大きな波を見つめ、また膝波に乗っている。

「これじゃショートじゃどうにもなんないでしょ」
と話しかける
「うん、でも面が張ってくるから少しは乗れるよ」
「ロングと交換しよっか?」
「ううん、小波の練習でしょ」 


ナオの肩越しに見えるプロペラがまた少し移動したように見えた。

ヒバジは延々とパドルを続けている。 


そして僕は・・・ノーズまでのあと一歩が踏み出せないでいる。 


続く 

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2007年09月06日

夏の陽がくれたものⅡ

失敗したなぁー。

今日内房いい波だったみたいだね。

バックスウェルに期待するかぁー。

ねっ。 


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僕らは防風林の中の小道を海に向かう。

それにしてもロングボードは重い、折りたたみ式でコロコロが付いてるのがあったら速攻買うな、などと思いつつ後ろを振り向くとヒバジとランランは前後で両手に板を持ち仲良しの見本の様な姿で運んでいる。

唯一ショートのナオはすたすたと先を急いでいる。

「ヒバジちゃんと持てよ、俺の方が重くなってんぞ」
「持ってるよちょっと坂になってるからそう感じるんじゃない」
「違うよ、もっと端のほう持てよ、しなくちゃぜってぇーこっちのが不利だよ」

仲良しとは言い難い会話が背中に聞こえる。

ようやく海が見えると少しほっとした気分になる。

巨大なプロペラ達は陽にジリジリと炙られながらもSF世界の様なたたずまいで砂に縛り付けられている。

プロペラは強いオフショアのせいで海に瀬を向け、いきよい良く廻っている。

「サーフボード持ってると遠く感じるねegg」
肩越しにヒバジが言う。
「そうなんだよね・・・ねぇヒバジあのプロペラの先端に縛り付けられて1時間廻ったら100万円だったらどうする?」
「やるよ」
何の迷いも無くそんなの当たり前じゃんな感じのヒバジ。
「まじに!、あんなすげぇー勢いでまわってんだよ」
「だって100万円だよ」
「吐くでしょ、確実に」
「100万円だもん」
「・・・・・」
「50万でもやるな」 

「だりぃー」
ランランが後ろで呟いている。

ナオは既にパドルアウトして波を見つめている。

浜に着きテトラ越しに頭の部分だけ覗かせるプロペラを歩きながら眺めると、一瞬防風林の方向にプロペラが移動したように見えたが気のせいだろう。 

続く   

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2007年09月05日

夏の陽がくれたもの。

夏の始まりと同時にパソコンが壊れて新しいのにしなくちゃと思いつつ、休日はとにかく海な生活だったので気が付けば9月になってしまっていた。

今年の夏はかなり、かなりの波無し状態の日が続いたがロングを覚えた僕は波が小さくても楽しめる夏を初めて味わったと思う。

ショートだけしか知らない頃の僕ならフラストレーションたまりまくりの夏だっただろう。 


台風が近づき湿気交じりの温い空気が夜空を覆っている。

そして焼けるような陽射しに刻印された記憶が掠めていく。 


ある朝友人3人と車に板をくくり付け海に向かった。

みんな幼友達で、おばちゃん達の間ではカリスマ美容師のランラン、アパート持ってるけど堅実派のヒバジ、そしてどんなときもどんなときもクールなナオ。

「eggが車上あらしとかあるとかいってたから水筒に金入れてきたよ」
と泳げないのに波乗りを始めようとしているヒバジが言った。

「・・・・・」
と僕。

「心配性なんだよおめえは、金持ってるの嫌ならカードだけ持ってきてコンビニで必要なだけ下ろせばいいじゃんよう」
とランラン。

「カードは全部置いて来たよ、だって10何枚もあるし危ないもん」

「何でそんなにいっぱい持ってんだよ」
と僕。

「だっていろいろとお得だよ、〇〇カードなんてさどんどんポイントがたまって・・・・・持ってないの?」

「そんなこと考えるエネルギーが無駄でしょ、もっと他に使うよ」
とクールなナオ。 


そんなこんなで風力発電のプロペラが10数本立ち並ぶポイントに到着。

車外は笑ってしまうほどの熱風だ。

チェックすると予想通りの膝波、だが風はオフなのでロングならなんとかなりそうだ。

僕らはえっちらおっちらロングを抱えて海へ。

汗が噴出しグルグルと回るプロペラが滲んで見える。 


うーん長くなりそうだ、続きはそのうちに。 

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