2007年06月24日

君は梅雨空の人。

梅雨空の人が海の向こうからやってきた。

梅雨空の人はいい人だが皆に嫌われている。

梅雨空の人が死んでしまったら僕らは乾いて死んでしまうのに。

だけど梅雨空の人は無口なので「私は大切な人なのだよ」と説明したりはせず、ひたむきに僕らを潤してくれている。

夏空の人は今か今かと出番を待っているが大人なのでズル込みしたりはせず梅雨空の人の仕事が終わるのを上空から見下ろしている。 


僕ら波乗人は梅雨空の人を痛み嫌い夏空の人に焦がれている。

それでも梅雨空の人は梅雨空の人でいるのを辞めようとはしない。

何故ならば梅雨空の人は夏空の人に感謝されているからだ。

夏空の人は梅雨空の人がいるおかげで、その輝きを増す。

なので夏空の人は嫌われながらも仕事を全うする梅雨空の人を心の底から尊敬し感謝している。 


梅雨空の人のような心の広ーい人になりたいな。 


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