2007年02月19日
突然いなくなった君へ
中学からの友人が突然死んでしまった。
42歳、心筋梗塞。
身長180cm、体重100kg超の巨漢で棺は相撲取り用だった。
溜まり場になっていた友人夫妻宅で幼稚園に通うその家の娘をパンパンに膨らんだお腹に乗せてガーガー昼寝しているサマは正にトトロ。
いつもつまらない冗談を言っては自分一人で爆笑して部屋の温度を2度ばかり下げていた。
大酒飲みで飲み始めると2日位は寝ないで飲んでいることも。
お祭り好きで地元はもちろん他所の地域の御神輿もその地域のはっぴを着て誰よりも目立っていた。
「働いたら負けだぜ」と言って定職を持たず少し働いて金が出来るとバリに2ヶ月。
デブの癖にスキーは仲間の誰よりも上手かった。
喧嘩がやたらに強くて不良高校生の間にその名を轟かせていた。
「こないださ生意気なのがいたから、からかおうとしたらそいつ(○○校の○○知ってんのかぁー)って俺の名前言ってんのグヒヒヒヒー」
若くて痩せていた頃ほんの少しだけ吉川晃司に似ていた。
寂しがりだった。
めんどくさがりだった。
心の奥に大きな優しさがあった。
それが裏目に出て誤解される時もしばしば。
最近は酒に飲まれることも多く失敗も多かった。
べろんべろんで意味不明の電話してきた翌日、反省の電話がきたりした。
死んでしまうと笑顔や楽しかったことばかりが脳裏にちらつく。
頭に来ることもあったのにその思い出も「まったくぅ どうしようもねぇよなー」と優しい気持ちになる。
彼はたくさんの花とパスポートとルピーの札と一緒に焼かれて骨になってしまった。
もう自分が死んだことに気付いているだろうか?
あの世で大酒を食らって高笑いしていて欲しい。
- by egg
- at 22:56