2006年09月17日

苦しくったってー

今年の秋は唐突にやってきた。


残暑君は途方にくれているはずだ。


チューブの前田君と波乗りな人々も途方にくれる。


「だってこないだ始まったばっかしじゃん、夏」


だけど涙が出ちゃう、サーファーだもん。(古っ  by アタックNO1


相当な勢いで頭が分裂している。


寒い季節が始まると必ず思い出すことがある、真冬の波乗りの後、ボタンもろくにはめられない指で暖かいコーヒーを買い、それを一口、すると千葉のローカルの先輩が僕を見て一言、「こてーらんねっぺ」


まさに的を得た一言、「こたえられないでしょ」と言われてもたいした感慨はないだろうが、その一言を聞いて、「方言て素敵だなー」と思った。


僕も千葉で生まれ育ち、5歳までは津田沼の爺ちゃん婆ちゃんに育てられ、母に言わせると、ボール遊びをしていて車の下などにボールが入ってしまうと、「玉がへぇっちった、へぇっちった」などと言って、頭を抱えていたらしいが、今は標準語になってしまった。


婆ちゃんの忘れられないフレーズがある、それほどたいした出来事が起きたわけでもないのに婆ちゃんはよく言っていた、「は やぁーだえぇ  は どぉーしろかよ」


それを聞く度に、なにか暖かい気分になったものだ。


婆ちゃんは亡くなってしまったけれど、僕の好物の卵焼きとぬかずけとカレイの煮付け、食いたいなぁー。


今食べたら思わず「こてーらんねっぺ」と叫びそうだ。


婆ちゃん、ありがとう、僕も大人になって、ざくろの木に登って爺ちゃんに叱られる事も無くなったよ。


隣に寝ている明け方の、「タバコ一服すろっ」って声が、なんか安心する言葉だったなぁー。

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