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サーフィンと自然について考える。九十九里浜が消える!?

僕がサーフィンをはじめたのが今から25年ほど前。サーフィンデビューしたのも、やっぱり千葉の海です。その頃から比べると、九十九里浜はものすごく変わりました。僕がサーフィンを始めた頃は片貝にばっかり通っていて、でもサーファーなんて数えるほどしかいなかった。『無人の海に美しい砂浜』これが僕の持っている片貝の印象です。

最近千葉の海「九十九里浜」が大変な事になってきている。
海岸の浸食が始まったといわれているのが40年前。ところがここ1,2年、温暖化の影響?とっても大変な事になってきた。地球規模の著しい環境の変化に僕らサーファーだけじゃなくて、人類全体で本気で解決しなくては大変な事になります。

サーファーの目線で見た、九十九里浜のリポートです。2007年2月

サーフィンできなくなる?


一宮付近の侵食状況

海岸も生き物と同じで、侵食と増殖を繰り返し、今日の海岸線を形成してきた。つまり、砂も動いていたのだ。海岸に長く伸びた防波堤や消波ブロックで人間がその流れをせき止めてしまったのだ。


追い討ちをかけたのが温暖化による海面上昇???僕は学者じゃないので良くは判らないのだが九十九里浜に大きな異変が起こっているのは言うまでもない。


僕らサーファーにとっては、海は自分の生活の一部というより、生活の大部分を占める大きなフィールドなのだ。

九十九里浜の侵食のメカニズムや侵食の様子について詳しく書いてある貴重な資料がある。
■日本財団図書館資料 九十九里浜が消える

←一宮にできた浜崖。高さ4m(2007年1月撮影)


今までは普通にサーフィンできていた一ノ宮付近。ここ最近では上げ(満潮時)の時間は潮が上げすぎてしまう。と言う事はサンドバーがないため、波が割れづらくなる。今までより海水が届く高さが上がっているため、ドンドン砂が持ってかれている。という訳で砂が持ってかれた結果上のような砂の崖が一宮付近では見られる。

九十九里浜の侵食これを防ごうと、今度はこの砂崖の所に石をワイヤーの金網に詰めたブロックを積み始めた。このブロックを入れたポイントでは波が特に割れにくくなった。

侵食はそれでもとどまる事を知らない。このブロックを回り込んで更に砂が海へと運ばれている。しばらく経つと、このブロックが取り残されて「ポツン」とその場に残るか、もしくは波の力で破壊されていくと僕は思います。多分そうなる前にブロックを更に積んでいくつもりなのでしょうけど。

 

そうなると行き着く先はどうなるのか?吉崎浜のようにコンクリートで固めた崖を作るという結果になってしまうのだろうか?

 

いずれにしろ、自然の力を人間が抑えようというのはおこがましく、人間が地球を汚染してしまっている以上、人間が責任を取らなくてはならない。

積み上げられる防波ブロックティーバーの設置

2007年2月